キャンプでは、テントと同じ位なくてはならないのが「チェア」。
楽しい食事からくつろぎの時間まで快適にしてくれる立役者的な存在です。
チェアは近くのホームセンターなどでも簡単に手に入りますが、選び方を間違えるとトラブルの原因になることも。
私も実際、キャンプ中に子供がチェアごと転倒するというアクシデントにあいました。
そこで今回、数ある中からあなたに合ったチェアを選べるように選び方のポイントをお伝えします。
チェア選び5つのチェックポイント
チェアを選ぶ時に、チェックすべきポイントは5つです。
- 座面の高さ
- 座り心地
- 安定性
- 収納時の大きさと重さ
- 耐重量
それでは、詳しく説明していきますね。
スタイルで変わる必要な座面の高さ
どのようなキャンプスタイルにするかで選ぶチェアの座面の高さが変わってきます。
キャンプスタイルに合う、チェアとテーブルの高さをまとめてみました。
キャンプスタイル | チェア座面高さ | テーブル高さ |
ハイスタイル | 35~40cm | 70cm |
ロースタイル | 30cm以下 | 35~40cm |
お座敷スタイル | 座椅子など | 30~35cm |
食事を楽しみやすいのは、ハイスタイル。
くつろぎを大切にしたいならお座敷やロースタイルといった感じです。
お座敷スタイルは、マットだけか座椅子を使うので座面の高いチェアに座れない小さな子供でも安心。
好みのスタイルが決まるとチェアを選びやすくなりますよ。
チェアの座り心地はシーン別で選んで
色んな場面で使うなら、座った時に座面の傾斜がゆるやかで体が沈み過ぎないチェアがおすすめ。
座面の張りがゆるく体を包みこむような感覚のチェアは、食事や立ち上がる動作はやりにくいです。
シーン別で座り心地も選びましょう。
安定性が低いとアクシデントの原因に
キャンプでは、地面がきれいに整備されていない場所もあります。
安定性が低いと、動いた瞬間にチェアごと転倒なんてことも。
子供が使うなら、特にチェアの安定性には気をつけたいですね。
運ぶために収納した大きさと重さも確認
チェアの収納方法も折りたたむだけや分解するタイプなど様々。
持っていくチェアの数が多いと収納してもかさばるし、かなりの重さになります。
他の荷物と合わせても車にのるか確認してから購入して下さいね。
シーンの想定が必要な耐重量チェック
「チェアの耐重量が80kgある」と安心していたら、夫と子供が一緒に座ると重量オーバー。
確認する時には、1人だけの重さで考えてしまいがちですよね。
耐重量チェックの時は、色んなパターンを想定して考えると失敗しません。
最後に、キャンプ初心者さんにおすすめのチェアを紹介しますね。
キャンプ初心者さんにおすすめのチェア
初めて選ぶなら、立ち上がりやすくて色いろ使えるチェアがおすすめ。
チェアの種類なら、コールマンの収束式ダイニングチェア ツーウェイキャプテンチェアのように座面の高さが2段階に調整できたら便利。
子供が一緒の時はロースタイル、ゆっくり食事を楽しむならハイスタイルとシーンに合わせて使えますね。
少しお値段が高く感じても、初めに信頼できてマルチに対応するチェアを購入した方が長く使えてお得ですよ。
まとめ
キャンプでの食事やくつろぎの時間を快適に過ごしたいなら、必ず欲しいのが「チェア」。
どこでも簡単に購入できますが、選び方を間違えるとトラブルの原因になることも。
でも、大丈夫です。
お伝えしたポイントを押さえて探せば、きっと信頼して長く愛用できるチェアに出会えますよ。
キャンプの準備ができたら後は楽しむだけ。
ゆったりチェアに腰かけて、普段は出会うことのない大自然を満喫して下さいね。