私の家族はキャンプの経験が豊富。
小さいと思っていた娘はガールスカウトでキャンプを経験し、わずか数日にもかかわらず、ひと回りもふた回りも大きくなって帰ってきました。
キャンプは人を大きく成長させるものだと感心しています。
こんな家族ですが、私は子どもが生まれるまでキャンプを全く経験したことがありませんでした。
夫から、キャンプは災害時の予行練習になるからと説得され、始めてみたものの失敗ばかり。
これから初めてキャンプに挑戦するあなたに向けて、私の5つの失敗談とその解決法を紹介します。
キャンプの5つの失敗談
キャンプと聞いて、あなたはどんなことを思い浮かべますか?
いつもは料理に興味のないこどもも楽しく参加してくれる、そしていつもより美味しく感じるバーベキュー。
また、星空の下で寝ることができるテントは、キャンプで欠かせないもの。
私はそんな楽しいキャンプで、こんな失敗をしました。
バーベキューの火がつかない
まず最初は、よくあるトラブルの一つ「バーベキューの火がつかない」ケースから紹介します。
私は炭にかける着火剤をケチって火がつかなかったことがあります。
炭に直接火をつけるのではなく、新聞紙に火をつけるのがコツです。
我が家では、割り箸で井の字の形を組んでその中に新聞紙を入れて火をつけ、着火剤をかけた炭を並べて着火させています。
こどもが飽きて言うことを聞かない
こどもが飽きて言うことを聞いてくれなかったり、お腹が空いてグズってしまうことも。
今までの失敗から、我が家は以下のことを実践して乗り切っています。
- おにぎりや、フルーツなどすぐ食べれるものを持っていく。
- 火がつかない時のために、卓上コンロなどを持ち込む。
- あらかじめ食材を切って持ち込み、調理する手間を少なくする。
軽食用に冷凍えだまめや冷凍フルーツを入れると、保冷材にもなるので一石二鳥です。
ただし、食材の持ち込みやコンロの持ち込みが、できないキャンプ場もあるので事前に確認してください。
暗くて怖い、夜のトイレ
自然の中、真っ暗の中で輝く星空を眺めることは、なによりも素晴らしい思い出になります。
ですが夜は電灯がないので、ランタンや懐中電灯など持っていっても、ほとんど何も見えません。
テントの場所が暗く、しかもトイレから遠かったため、娘はトイレに行きたくないと言って私を困らせました。
なるべくトイレの近く、もしくは明るい場所にテントを設営しましょう。
テントの中に雨が入り込む
見落としがちですが、テントの中は思っているよりも雨が入り込んでしまいます。
私は雨の対策が不完全だったので、持ってきていたタオルや新聞紙では足りずびしょ濡れになりました。
性能が高いテントであればある程度防げますが、もしもに備えてビニールシートやタオル、新聞紙は多めに持って行きましょう。
テントの寝心地が悪かった
テントの床は地面に接しているので、キチンと対策をしないと固くゴツゴツしたり体が冷えて寝心地が最悪です。
私たちはテントの床に銀シートの上に毛布を敷いてだけだったので、起きた時に腰痛になってしまいした。
用意した寝具が快適に使えるか、出発前にお庭などで確認すると安心です。
少なくとも、寝袋とキャンプマットを用意すると寝心地が良くなりますよ。
キャンプを失敗談にしないためには
「キャンプって面倒くさいし失敗しそう。」と思っているあなたのために、簡単に楽しめる方法があります。
それは、道具から食材の用意、火起こしまでやってくれるキャンプ場を選ぶこと。
失敗の確立が下がりますし、最小限の荷物で行けるので、車がない方や小さな子供がいる方には安心。
テント設営に不安がある方は、バンガローやコテージを利用するとよいですね。
さらに、キャンプで以下のアイテムを持っていくと安心です。
- 防寒のため羽織れるものやジャンバー
- 虫よけ対策グッズ
- レインコートや長靴
- 遭難した場合のことを考えて水や非常食
念には念を、と言うことで最初は少し多いかな?と思うくらい対策すると安心して楽しめますよ。
まとめ
私は、火がなかなか付かなかったり、暗闇でこどもが怖い思いをしたりといった失敗をしました。
持って行く食材の工夫や寝具の見直しなど、ちょっとしたひと手間で格段に快適に過ごせます。
初めてキャンプをすることに自信がない場合にも、道具や食材を用意しているキャンプ場やコテージを利用すると手軽に体験できて安心。
失敗を繰り返した私でしたが、失敗を生かして、着実にキャンプスキルを成長させることが出来ました。
あなたも失敗を恐れず、ぜひキャンプにチャレンジしてみてください。