キャンプの思い出には焚き火がつきものです。
我が家でもキャンプの時は焚き火をおこしてマシュマロを焼いたり、囲んで家族団らんの時間を過ごします。
最近は多くのキャンプ場が直火での焚き火を禁止しているため、焚き火台はキャンプのマストアイテム。
ただ、様々なメーカーから数多く出てきて、大きさや機能もいろいろで、何を選んだらいいか迷ってしまいますよね。
焚き火台を選ぶポイントは焚き火をする目的、移動手段、人数です。
今回は初めて焚き火台を購入するときの選び方のポイントについて詳しくご紹介します。
焚き火台の選び方
いざ焚き火台を購入すると決まっても、何をもとに選べばいいのか迷ってしまうと思います。
たくさんの焚き火台の中からピッタリの1台を選ぶのに大事なポイントは焚き火をする目的、移動手段、人数です。
焚き火の目的別で選ぶ
焚き火台を選ぶのにまず大事になってくるのは焚き火を起こして何をしたいか。
焚き火だけを楽しむ(鑑賞用、暖をとる)場合はどの焚き火台を選んでもいいでしょう。
好みの大きさや見た目で選ぶのもいいですね。
焚き火も調理も楽しみたい人は
- 炭、網を使える
- 調理のしやすさ(クッカーを置くことができるなど)
- 強度が高い
などをポイントに選んでみては。
キャンプで鍋を使った料理っておいしいですよね。
お湯を沸かすのみだけでなく、鍋を使った煮込み料理を作るなら、調理向きの焚き火台を選びたいですね。
移動手段で選ぶ
次に大切なポイントは目的地までの交通手段です。
車、バイク、自転車or徒歩(公共交通機関)に分けて考えてみましょう。
車なら万能タイプを
サイズも重さもあまり考えずに、好きなものを選べますね。
調理しやすく、強度の高い万能タイプを選んだり、ほかの荷物との兼ね合いで決めるのもいいでしょう。
バイクはコンパクト重視
多少重さはあっても、コンパクトに収納できることを重視しましょう。
20×20cm以下で、折りたたみ式のものやキャリーケースがついているタイプは、持ち運びにも便利です。
自転車・徒歩は軽量・コンパクトに
持ち運びが大変にならないように、できるだけ軽量でコンパクトに収納できるものを選びましょう。
大きさは、できれば長さ30cm以上の薪が入るタイプが理想的ですが、10×10cm程度のものでも、お湯を沸かしたり、インスタントラーメンを作る程度なら十分。
重さは約100g台の超軽量なものからあるので、できるだけ1㎏以下から選ぶといいでしょう。
人数で選ぶ
少人数(1〜2人)
コンパクトなものでもいいですが、キャンプ場で売ってる薪は30~40cmのものがほとんど。
ソロキャンプで荷物をぎりぎりまで抑えたい場合でない限り、長さ30cm以上の薪が入るものを選んだほうが無難です。
大きな薪が入らない場合は、小型のナタ(鉈)やアウトドアナイフを持参すると便利ですね。
ファミリー、グループ
小さすぎるサイズだと、特に冬などの寒い時期は暖をとるのに向きません。
ファミリー(2〜4人程度)なら、本体サイズ30×30cm以上の大きさが目安です。
5人以上のグループだと車で移動が多いと思うので、多少かさばっても50×50cm以上の大型サイズを選ぶといいですね。
焚き火とダッチオーブンを同時にしたいときは2台使いしてもいいですよね。
マナーも大事!
焚き火のマナーも知っておこう
焚き火をするのに大事なのは、安全とマナーを守ること。
基本的な下記のマナーは必ず守りましょう。
- ゴミは薪や炭と一緒に燃やさない。
- 炭は残さず焼き切る。
- 残った灰や薪はキャンプ場のルールに従って処理する。
- ゴミは家に持ち帰る。
キャンプ人口が増えるにつれ、マナーを守れない人が増えています。
焚き火を楽しめる場所を減らさないためにも、マナーを守って焚き火を楽しむようにしましょう。
地面への思いやり。「耐火シート」
環境への思いやりのために、地面を保護する「耐火シート」を利用しましょう。
直火に限らず、焚き火台を使用する場合においても、炉から薪や灰が落ちてしまうことも。
地面へのダメージを少なくして、環境にやさしい焚き火を楽しみましょう。
まとめ
今回、焚き火台の選び方について、その目的・移動手段・人数の点からご紹介しました。
キャンプは道具を揃えていくのも、その楽しさのひとつ。
記事を参考にそれぞれのキャンプスタイルに合った焚き火台を探してみましょう。
目的地のキャンプ場が直火OKならば、直火での焚き火を楽しむのもいいかもしれません。
また、焚き火を楽しむにはマナーを守ることも大切。
お気に入りの道具を手に入れ、安全、快適に焚き火を楽しみましょう!