自分でテントやBBQ用具を用意しなくても、気軽にキャンプが楽しめるグランピング。
そこで絶対に欠かせないのが、開放的な野外で食べる美味しいグランピング飯ですよね。
私は料理が好きなので、野外でも色んな料理を作ってみたいとは思うのですが、なかなかレシピのアイデアが思いつかず結局定番のBBQばかり。
もちろんそれも美味しいのですが、ただお肉や野菜を焼くだけだと写真映えも難しいですし、「毎回同じだな。」とも思ってしまいます。
せっかくなら、もっとオシャレで美味しいグランピング飯を作ってその場を盛り上げたいですよね。
そこで今回は、SNSでも必ず映える、簡単でオシャレなグランピング飯のレシピをジャンル別にご紹介します。
「よくあるBBQ」から卒業して、家族や友人の前で、オシャレなグランピング飯を作れるようになりたいあなたは必見です。
グランピングのオシャレレシピ9選
今回は、グランピングで作れる、美味しくて見た目もオシャレな料理のレシピを9つご紹介します。
お肉料理、ご飯もの、軽食・おつまみ系のジャンルごとに、以下の3つのポイントを重視して厳選してみました。
・誰でも簡単に作れる
・見栄えがオシャレでつい写真を撮りたくなる
私もぜひ作ってみたいと思ったレシピばかりなので、あなたもぜひ参考にしてみてくださいね。
お肉料理のレシピ3選
グランピングには絶対に欠かせないお肉料理。
アウトドアならではの調理アイテムが揃っているグランピングで、ただ焼肉用のお肉を焼くだけでは少しもったいないですよね。
食材を丸ごと使ったり、いつもより豪快に料理ができるのがグランピングの魅力。
見た目のインパクトが食欲をかき立てられるお肉料理のレシピを3つご紹介します。
鶏をまるごと!豪快ローストチキン
引用元:https://cookpad.com/recipe/3510155
材料(6人分)
丸鶏 | 1羽 |
塩(仕込み用) | 大さじ2 |
にんにく | 1個 |
玉ねぎ | 中3個 |
にんじん | 3本 |
じゃがいも(小) | 6個〜8個 |
塩(調理用) | 大さじ1 |
オリーブオイル | 大さじ2〜3 |
ローズマリー | 数本 |
作り方
1. 丸鶏をきれいに洗って水分を拭き取り、大さじ2の塩をすり込む。
2. 出てきた水分をキッチンペーパーで包んで拭き取った後、ラップでくるんで冷蔵庫で1日寝かせる。
3. たまねぎ、人参を大きめに切る。ジャガイモが大きい場合は二つにカットする。にんにくの皮と芯を取る。
4. ダッチオーブンに底上げ用網を置いてアルミ箔を敷く。野菜を敷き詰めたの後、足を上にして丸鶏をのせる。
5. 隙間に残りの野菜を敷き詰め、上からオリーブオイルと残り大さじ1の塩を振り、ローズマリーを入れる。
6. 炭で1時間ほど調理する。ふたの上にも炭をのせ、焼き色を付けて完成。
とにかく豪快なお肉料理を作りたい方には鶏の丸焼きがおすすめ。
手が込んでいるように見えますが、ダッチオーブンを使うことで意外と簡単に作れてしまいますよ。
事前に塩をもみ込んで鶏肉をやわらかくするのがポイント。
見た目の迫力だけでも充分写真映えしますが、ローズマリーを添えることでよりオシャレに見えますね。
簡単&豪華!食卓を彩るローストビーフ
引用元:https://macaro-ni.jp/items/775133
材料
牛もも肉 | 1kg |
ブラックペッパー | 適量 |
塩 | 適量 |
オリーブオイル | 適量 |
にんにく | 4片 |
作り方
1. 常温に戻した牛もも肉にフォークを刺し、上からオリーブオイル、塩、ブラックペッパーをふりかけもみ込む。
2. ダッチオーブンは熱しておき、オリーブオイル、スライスしたにんにくを入れて炒め、ガーリックオイルを作る。
3. 牛もも肉の表面を順番に火を通す。前後、左右、上下共、同じように焼き目をつけ、しっかりと火が通ったらお肉を一旦取り出す。
4. ダッチオーブンのなかを拭き取りきれいにして、そこへ網を入れお肉を置く。
5. ダッチオーブンにふたをし、上に炭をのせて約40分加熱する。
6. お肉の中心まで温度計を刺し込み、5秒して引き抜いたら、その先端を唇に当てて温度を確かめる。少しぬるい状態なら完成。
アウトドアのお肉料理といえばやっぱり牛肉!という方にはローストビーフがオススメです。
見た目が豪華で特別感を味わるローストビーフですが、揃える材料も少なく簡単に作ることできるのでグランピングには最適。
カッティングボードに盛り付けることで、よりオシャレに見せることができますよ。
ご飯にのせてローストビーフ丼にアレンジするのもいいなと思いました。
彩り鮮やか!チキンと野菜のカラフル串
引用元:https://www.abc-cooking.co.jp/plus/recipe/detail/?id=5429
材料(4本分)
鶏もも肉(16等分) | 320g |
ズッキーニ(乱切り) | 60g |
紫玉ねぎ(ひと口大) | 80g |
にんにく(つぶす) | 1/2片分 |
レモン(輪切り) | 4枚分 |
タイム | 1本 |
塩 | 小さじ1/4 |
黒こしょう | 少々 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
岩塩 | 適量 |
作り方
1. ビニール袋に岩塩以外の食材をすべて入れてもみ込み、1時間ほどなじませる。
2. 鶏肉・ズッキーニ・紫玉ねぎを金串に刺し、バーベキューグリルで焼く。
3. 器に盛り付け、岩塩をふる。輪切りのレモンを添えて完成。
色とりどりの野菜を、鶏肉と一緒に串焼きにすれば写真映え間違えなし。
グランピングで不足しがちな野菜をたくさん食べられる上に、非常に簡単に作れるのも嬉しいポイントです。
苦手な野菜がある方は他の野菜に代えてみたり、鶏肉を牛肉や豚肉に代えてみるのもいいですね。
色んなアレンジが楽しめますが、赤や黄色の野菜を取り入れるとよりオシャレに見えますよ。
料理を乗せる時にコレがあると映える!カバンにしのばせておくと活躍間違いなし!
ご飯もののレシピ3選
グランピングにはがっつり食べられるご飯ものも欠かせません。
大人数でのグランピングであれば、たくさん作ってみんなで分け合って食べることもできるのでオススメです。
そんな、大人も子供も一緒に分け合って楽しめるご飯もののレシピを3つご紹介します。
おこげも美味しい!海鮮パエリア
引用元:https://cookpad.com/recipe/4515520
材料(6人分 ※ダッチオーブン8インチ)
海老頭付き | 6頭 | アスパラガス | 1束 |
玉ねぎ | 1/2個 | パプリカ(赤、黄) | 適量 |
ニンニク (すりおろし、チューブでも可) |
大さじ3 | レモン | 適量 |
シーフードミックス | 1袋 | オリーブオイル | 適量 |
お好みの貝(冷凍食品が良い) | 1袋 | ターメリック | 大さじ2 |
お米 | 4合 | コンソメ | 大さじ3 |
水 | 720cc | 白ワイン | 適量 |
作り方
1. ダッチオーブンにオリーブオイルを回し入れ、みじん切りにしたニンニクを入れ、香りが出るまで炒める。
2. みじん切りにした玉ねぎを入れて炒める。
3. お米を入れてお米が透明になるまで炒める。お米と同量の水を入れてコンソメ、ターメリック、ワインを入れる。
4. ミックスシーフードを入れて煮込む。水分が飛びお米がが見えてきたら一旦火を止める。
5. あらかじめ湯通しした貝と、生のままのエビをきれいに並べ、ふたをして中火で煮る。ふたから湯気が出だしたら、火を小さくし更に約5分程煮込む。
6. 火を止めてアスパラ、パプリカを素早くいれて15分ほど蒸らす。出来上がったらレモンを飾って完成。
黄色いご飯で見た目もオシャレなパエリアはグランピングにぴったりのメニュー。
ダッチオーブンでの作り方を紹介しましたが、スキレットでも作ることができますよ。
ただ、パエリアと聞くと、作るのが難しいというイメージを持つ方がいらっしゃるかもしれません。
前に作ったときはお米がべちゃっとなってしまいました。
パエリアのよくある失敗の1つですが、これには上手に炊くコツが2つあるんです。
- お米を研がないで使う
- お米をしっかり炒める
この2つのポイントをおさえておけば、初心者でも簡単に美味しく作ることができますよ。
「おこげ出来たかな?」なんてドキドキしながら作れるのもパエリアならではの魅力ですね。
まるごと1匹!めで鯛グランピング飯
引用元:https://cookpad.com/recipe/5211509
材料(5〜7人分)
米 | 4合 |
水 | 500cc |
白だし | 600cc |
鯛 | 1尾 |
しめじ | 2袋 |
小口ネギ | 1パック |
作り方
1. お米を研ぎ、水に20分ほど浸す。浸し終えたら水を十分切る。
2. お米を浸している間に鯛の下処理をする。下処理が終わったら鯛に塩を十分なじませる。
3. ダッチオーブンに水、白だし、お米、鯛、しめじを入れ40分火にかける。
4. 火からダッチオーブンを降ろして30分蒸らす。
5. 小口ネギをトッピングして、全体を混ぜ終えたら完成。
ダッチオーブンを使って焚き火で炊く鯛めしは贅沢そのもの。
鯛を1匹まるごと入れる豪快さもグランピングらしくていいですよね。
材料も作り方もシンプルですが、見た目のインパクトが抜群で写真映えも間違えなし。
定番のカレーに少し飽きてしまった方にもオススメです。
あの人気店の味を再現?簡単ワイルド飯
引用元:https://cookpad.com/recipe/6772811
材料(2人分)
ご飯 | 1.5合 |
牛肉 | 200g |
コーン(缶詰め) | 適量 |
ネギ | 適量 |
バター | 20g |
アウトドアスパイス (もしくは塩と粗びき黒こしょう) |
適量 |
焼き肉のタレ | 適量 |
炒め用油(必要なら) | 適量 |
作り方
1. 油をひいたフライパンにご飯を盛り、その周りに牛肉を盛る。
2. 1にアウトドアスパイスをふりかけ、コーンとネギを散らす。
3. 2にバターをのせ、そのまま火にかける。混ぜながら牛肉に火を通していく。
4. 味をみながら焼き肉のタレをかけ、火が通ったら出来上がり。
こちらはあの人気ステーキチェーン、ペッパーランチの看板メニューである「ビーフペッパーライス」を再現したメニュー。
具材を順番どおりに盛り付けて火にかけるだけなのでとっても簡単。
牛肉の旨味とバターのコク、コーンの甘味、そこにスパイスもピリッときいて、とってもクセになる味ですよ。
ビジュアルにアウトドア感をプラスしたい方は、フライパンの代わりにスキレットを使って作るのがオススメです。
軽食・おつまみ系のレシピ3選
お肉料理やご飯ものと一緒に、軽食やおつまみもいくつかテーブルに並べるとオシャレ度がアップしますよ。
自然に囲まれてお酒を楽しみたい方にも、お酒に合うおつまみは絶対欠かせませんよね。
グランピングをより彩り鮮やかにする軽食・おつまみレシピを3つご紹介します。
さば缶にひと工夫!お手軽アヒージョ
引用元:https://cookpad.com/recipe/5335047
材料(2人分)
さばの水煮缶 | 1缶 | ハーブソルト(食塩) | 少々 |
にんにく | 2片 | ブラックペッパー | 少々 |
ブラウンマッシュルーム | 4個 | コンソメ顆粒 | 小さじ2 |
グリーンオリーブ | 8〜10個 | オリーブオイル | 適量 |
鷹の爪 | 2本 | バゲット | 適量 |
ローズマリー | 4本 |
作り方
1. さば缶は水切りしておく。にんにく、ブラウンマッシュルームはスライスする。鷹の爪は半分に切って種子を取る。
2. スキレットに材料を入れオリーブオイルを注ぎ弱火〜中火で煮る。
3. ハーブソルト、ブラックペッパー、コンソメで味を調える。
4. スライスしたバゲットを添えて完成。
そのまま食べても美味しいさば缶ですが、ちょっとアレンジを加えるだけでバル風のおつまみに変身します。
見るだけでもビールが飲みたくなっちゃいますね。
定番のえびや砂肝でももちろん作ることができますが、長時間保存が可能で持ち運びも楽チンなさば缶は特にグランピング向け。
ローズマリーを添えれば写真映えもバッチリですよ。
アレンジ自在!作って楽しいタコス
引用元:https://cookpad.com/recipe/6276975
材料(2人分)
合いびき肉 | 200g | <トマトサルサ調味料> | |
ニンニク(みじん切り) | 小さじ1 | トマト | 1個 |
<タコスミート調味料> | 玉ねぎ(みじん切り) | 1/4個分 | |
チリパウダー | 小さじ1 | オリーブ油 | 小さじ1 |
塩 | 小さじ1/4 | 塩 | 小さじ1/2 |
クミンパウダー | 小さじ1/2 | レモン汁 | 大さじ1 |
ケチャップ | 大さじ2 | レタス | 3枚 |
ウスターソース | 小さじ1 | トルティーヤ(市販品:ソフト) | 6~8枚 |
粗びき黒コショウ | 少々 | ピザ用チーズ | 30~40g |
オリーブ油 | 小さじ1 |
作り方
1. 粗めのみじん切りにしたトマトを、ボウルで<トマトサルサ調味料>の他の材料と混ぜ合わせる。
2. <タコスミート調味料>の材料を混ぜ合わせる。レタスは洗って水気をきり、せん切りにする。
3. フライパンにオリーブ油とニンニクを中火で熱し、合いびき肉を加えて炒める。
4. 肉の色が変わったら<タコスミート調味料>を加えて炒める。
5. トルティーヤに、レタス、タコスミート、トマトサルサ、チーズをはさんでいただく。
(食べる直前にトルティーヤを温めたり、少し焼き目を付けたりするとさらに美味しくなります。)
美味しさはもちろんのこと、アレンジも豊富で簡単に食べられるタコスはグランピングでもオススメです。
材料はあくまで一例なので、色んな具材や味付けを試しながら、みんなとワイワイ楽しく作りましょう。
タコスミートは事前に自宅で作って持っていくと、現地での手間が省けますよ。
材料が余ってご飯もあれば、タコライスも一緒に作れちゃいますね。
ワインにぴったり!オシャレ酒蒸し
引用元:https://cookpad.com/recipe/4814621
材料 (2〜3人分)
アサリ | 300g |
海老 (中〜大サイズ) | 10尾 |
ミニトマト | 10個 |
生のタイム | 4〜5本 |
白ワイン | 1/4カップ |
オリーブオイル | 大さじ1 |
塩、ブラックペッパー | 適量 |
パセリみじん切り(無くてもOK) | 適量 |
作り方
1. アサリは砂抜きし、海老は殻をむき尻尾だけ残して、背に切り込みを縦に入れ背わたを抜いておく。
2. トマトはヘタをとる。
3. フライパンに1〜2をバランスよく入れ、生のタイムをのせる。
4. 3に白ワインをかけフライパンにふたをし、弱火でじっくり貝の口が開くまで煮る。
5. 貝の口が開いたらオリーブオイルを回しかける。軽く塩こしょうして、パセリを乗せたら完成。
こちらはグランピングでも簡単に作ることができるお酒のおつまみレシピ。
ワイン好きの私にはたまらない一品です。
アサリの酒蒸しだけでも十分美味しいですが、エビやミニトマトを加えることでさらに彩りが良くなりますよ。
「テーブルがお肉や炭水化物ばかりになっちゃう。」とお悩みの方はぜひ作ってみてくださいね。
まとめ
今回は、グランピングで作れるオシャレな料理のレシピをご紹介しました。
どれも開放的な大自然の中で、家族や友人と食べたくなるようなレシピばかりでしたね。
ただ美味しいだけではなく、見た目もオシャレな料理があれば、グランピングはより一層盛り上がります。
この記事を読んだあなたはもう、オシャレなグランピング飯をさらっと作れるようになっているはず。
これまで網の上でお肉や野菜を焼いたことしかなかった私も、次はダッチオーブンで作るローストチキンに挑戦してみたいと思います。
あなたもグランピングへ出かける際には、ぜひ作ってみてくださいね。